2019年7月10日、MacBook 12インチモデルがAppleの公式サイトのラインナップから消えました。
そして、MacBook AirとMacBook Proがアップデートされ、さらに価格が安くなっています。
MacBookはAirがあればいらない?
MacBook AirのRetinaモデルが出るまでは、薄くて軽くて画質も良いパソコンとして人気があったのがMacBook。
カフェ行くとパソコンで作業している方をよく見かけますが、MacBook率高くないですか?
特にスターバックス。
MacBookは軽くてオシャレですからね。
私も持ち運ぶ用途としてなら今使っているMacBook Proではなく12インチのMacBookを買っていたと思います。
しかし、MacBook Airが新しくなって発売されたことで、影が薄くなりました。
なぜならMacBook Airの方が次の点でMacBookより優れています。
- USB type-cの数
- CPU
- Touch ID
それぞれ解説します。
MacBook Airの方が拡張性が良い
MacBookには1つしかUSB type-cが付いていません。
これでは充電しながら他のものを繋げるということでできません。
外によく持ち運ぶならiPhoneを充電する方も多いと思いますが、それがMacBookでは厳しかったです。(USBハブを持ち運べば解決できますが…)
MacBook Airには2つUSB type-cが付いているので、MacBookの時に困っていたiPhoneの充電をしながらMacBookの充電が可能です。
CPUでMacBookは非力
MacBookはカスタマイズしないと、一番安いモデルは「Core m」搭載モデルでした。
このCore mは処理能力としてはとても非力で、ブラウザでタブを10個ほど開いて、Illustratorを使うとカクついてMacBook本体がとても熱くなり、しまいには止まってしまった経験があります。
ブラウザをいっぱい開いていたとはいえ、MacBook Airでは問題なく使えていたので、処理能力では完全にMacBook Airの方が優秀です。
Touch IDがないのは今じゃありえない
Touch IDが標準搭載になった今、パスワードをいちいち入力するのはとても面倒に感じてしまいます。
もしTouch IDがなかったら…
外出先(カフェなど)でパスワードを入力すると、後ろから見られてしまう可能性があり危険です。
指紋でロック解除ができるTouch IDは、セキュリティ面でも今では欠かせない機能になりました。
AirとProが安くなってよけいにMacBookの肩身が狭くなった
MacBook AirがRetinaディスプレイを搭載して発売された時に、MacBookの存在価値が減りました。
今回、MacBook AirとProの価格が下がったことが、MacBook Airよりも価格の高いMacBookの販売終了に繋がったと思われます。
MacBook Airの8GBメモリ/128GBSSDモデルが税抜119,800円に。8GB/256GBモデルは税抜139,800円に安くなっています。
MacBook Pro13インチのCore i5/8GBメモリ/128GBSSDモデルが税抜139,800円。Core i5/8GBメモリ/256GBSSDは税抜159,800円にやすくなりました。
性能面で負けてるのに価格でも負けてたら仕方ないかもしれませんね。
それでもMacBookは今も人気
価格面でも性能面でも拡張性でもMacBook Airに負けているMacBookですが、それでもやっぱりMacBookは人気のモデルです。
人気の理由はコンパクトなのとシンプルでカッコイイ見た目です。
MacBookは本当に薄いです。
そして、めちゃくちゃ軽い。
女性にはその軽さが本当に助かるみたいですね。
女性はパソコン以外にも色々と持ち運ぶので、小さくて軽いMacBookは最高なんだとか。
MacBookをこれから買うには
MacBookはすでにApple公式サイトのラインナップから消えています。
MacBook 12インチと検索するとMacBook Airのページにアクセスされます。
じゃあどうすればいいのか?
MacBookはApple公式サイトで発売されなくなっただけなので、まだ在庫のある家電量販店(ヨドバシカメラやビックカメラ)やネットショッピングサイト(Amazonや楽天市場)では売られています。
他にもフリマアプリ(メルカリやラクマ)やオークションサイトで手に入れることができます。
私なら家電量販店で探して、なければ価格.comなどのネットショッピングで買います。
MacBookの販売終了についてのまとめ
MacBookがApple公式サイトのラインナップから消え、今売られているAppleのノートパソコンには全てTouch ID搭載のモデルのみになりました。
そして、薄さと軽さを求めているユーザーはMacBookとMacBook Airから選べていたのがMacBook Air一択になったわけです。
選択肢が減ったのは残念なことですが、いい意味で差別化が簡単にわかるようになりました。
- 軽さや薄さならMacBook Air
- 性能や大きい画面ならMacBook Pro
というように。
とてもシンプルですね。
まぁ、MacBookがラインナップから消えても、しばらくは購入するチャンスはあると思うので、欲しい方は希少価値が上がる前に買うことをおすすめします。